小説と詩のブログ
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ちょっと恐怖系です
笑い要素は全くありません
笑い要素は全くありません
ある何十年も森を守っている森の番人が言った
―この先の地区は化け物が居るから近寄るな、と
だが旅人はその地区の先に目指すべき町がある為、番人の警告を断った
大丈夫ですよと言った旅人は番人の家から去った
そして夜
完全に迷った旅人は仕方なく、その危険な地区に寝泊まる事にした
そして寝静まる時、何が足音が聞こえた
旅人は化け物かと思い、完全に起き上がって武器を持ち、戦闘体制に入った
そして間もなく、足音は消えていった・・・
旅人は安心して、構えていた武器を地面に置き、そのまま寝ていた場所に戻って行った・・・
だがその時、とてつもない殺気が旅人に襲った
旅人はスグに武器を取りに行った・・・が
グサリ・・・
旅人は誰かの長い爪に心臓部分に刺さり、そのまま倒れ、息を絶えてしまった
そして旅人が最後に見たのは……
人間とは思えぬ程、不気味に笑っていた爪が異常に長い番人の姿だった
・・・人の警告は素直に聞くべきだよ、お馬鹿な旅人さん?
俺 み た い な 化 け 物 が 襲 っ て く る か ら
後に旅人が目指していた町の住民が言う
あの危険な森に居る化け物は人間の姿をしていた、と・・・
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